四万十馬牧場について
馬に惹かれ沖縄や静岡の馬牧場で働いていたスタッフが、豊かな自然の残る地元で、可能性と素質のあるこの2頭を自分だけのものにしておくのはもったいないと思い、この場所をつくりました。
四万十には、雄大な山々、言わずも知れた四万十川、そして海。空から降った雨が山を通り川を流れて海へ繋がる。
便利なものはない。何もないけど、でも全てはここにある。そんな気持ちになれる場所。辺鄙で秘境だけれど、その分、豊かな自然とあるがままの日本の原風景が残っています。
昔は当たり前の存在だった馬も、今や遠くから眺めるだけの存在になりつつあります。四万十馬牧場では馬をもっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。
当牧場は、馬もスタッフも無理のない範囲でのみお客さまをお受けしております。お金のためではなく、あくまで私が感じる馬の楽しさをみなさまにもお裾分けしたい、という思いです。それでもけして安くはない対価をいただくのは、人が乗馬する時間は馬の人生だからです。短い馬の一生のうち、大切なその時間を人に付き合ってもらうから。
与那国馬について
牧場にいる馬たちは与那国馬という日本在来馬のうちの1種。
一昔前には日本全国に馬がいて、畑を耕したり荷物を運んだり、生活になくてはならない存在でした。けれど車やトラクターの台頭により馬たちの仕事はなくなり、役割を失った馬たちは年々その数を減らしていきました。現在、与那国馬は日本に100頭ちょっとしかいません。
与那国馬は競馬などでよく見かける馬たちと比べると小柄で体重は200キロ程度(アヅキは75%与那国馬)。小さいけれど、タフで機動力抜群。性格は温厚で人懐こい。
そして、何だか親しみやすい。馬を飼う、というより、馬と共に暮らす。乗馬、だけじゃなくて、馬遊び。
言葉にするのは難しいのですが、とにかく魅力のある馬たちなんです。みなさんにもその魅力を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。